はじめにー記事で取り上げるモノの判断基準について

はじめに

自己紹介

当サイトは病院で働く現役医師が執筆しています。

仕事柄、情報処理と判断能力は鍛えられているのですが、その中でも情報の収集・処理・判断がとにかく得意です。 そのため診療以外でも、日常生活を送る上でガジェット購入の比較検討から、新しい分野のDIYを始める事まで幅広く役立って来ました。

また医療の世界ではevidence based medicine、つまりベテランの経験に基づく治療ではなく、きちんとした根拠や検証された方法論に基づく治療が推奨されています。この考え方は医療だけにとどめておくにはもったいないアイデアです。家電や調理器具にエビデンスも何もないですが、できる限り客観的かつ具体的な情報に基づき評価します。

一方で勤務医は時間もお金も無限にあるわけではないので購入基準はシビアです。私は限られたお金と時間の中で、人生の豊かさを最大化する事を目的としており、このサイトは、その実現に向け、集めた情報、決定した選択肢、実際に行った結果、結果の評価をシェアするサイトです。

サイトポリシー

生活雑貨、家電、DIYなど、あらゆる選択の合理化を目指します。
そのため「なんとなく」で買う事なく、購入前の複数製品の比較、意思決定の根拠、購入後の使用感の検証をセットで行います。
節約でも贅沢でもなく、必要な機能に必要なコストを払う事だけを徹底します。そのために現時点で以下の2つの判断基準を満たすものだけを選択します。

判断基準1:持続可能性

持続可能性とは環境問題で使われる事の多い用語です。環境負荷の少ない商品を買うというのは、確かに重要な事ですが、それは地球のためだけではありません。企業の社会責任というものが強調される現代、環境負荷の高い製品は廃盤になる可能性もあります。また持続可能な製品開発というのはコストがかかり、それができ、かつ適切な価格で販売できる企業というのは体力がある企業である事が多いです。つまり、そういう企業は企業の解散の可能性も低く、また築いてきたブランドイメージゆえ、安かろう悪かろうの商品を販売する確率は相対的に低いです。

もう一つは個人消費レベルでの持続可能性にも私は注目しています。いくら凝った作りをしていても、すぐに使い物にならなくなるものは、結局また買う手間を増やしますし、買い替えのたびにまた現時点でベストな選択肢を選びなおすのは時間と労力の浪費です。一方で100均でもしっかりとモノを選べば長く使えます。あるいは生産業者が廃盤にすれば買い替えたり、買い増しができず、収納ボックスなどは統一感が無くなります。そのため、長く使える、そして長く販売されている製品を優先して選んでいます。

基準2:トータルでコストを下げ、無駄金を使わない

商品やサービスを比較検討する時間も有限ではありません。一度選んだあと不備や欠陥が見つかればまた選びなおしになります。同時に、返品手続きが煩雑だったり時間がかかったりするものや、あるいは前評判としてトラブルの多いものはいくら安くても期待値としてのトータルコストとして考えると安くありません。そのためコスパは重視しますが、時としてコスパ一番手以外の選択をする事もあります。買った後も使うたびに煩雑なメンテナンスを要するものは、値段が安くても優先度は下がります。もし最安でない製品が、その価格に見合った付加価値がある場合多少高くてもそれを選択します。一方で多少の付加価値があってもそれが重要ではなく、また付加価値に見合わない大きな価格差がある場合(家電では最上位モデルにこれはありがち)、それは無駄金になるので購入しません。

補助基準:コストが固定ならリターンを上げる

時間もお金も余分にかけないようにしても、消費リソースの削減は限界があります。たとえば時間で考えますと、睡眠や入浴の時間は削れません。そうなるとその時間をいかに短縮するかよりも、いかに快適で有意義なものにするか、を判断基準とします。

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