塗装にお勧めのブラシは?
ウッドデッキはそれなりに広い面積があるのでブラシの幅は最低でも50mmは必要です。
IKEAのウッドパネルは一辺が30cm、そこに6枚の板を渡しているので1枚あたり5㎝幅の板になります。ムラがなく、隣同士で色の差がないように2枚ずつ塗って行くので、実際に塗ってみると70mmの刷毛がちょうど使い勝手が良かったです。使い方としてはブラシの毛の長さの半分くらいまで塗料がつくようにつけてから木目に沿って塗っていきます。また、ブラシは毎年の塗りなおしにも使うので塗った後のメンテナンスも重要です。幸いに今回は水性塗料を使ったので、水洗いで十分ですが、乾くまでは毛を上にして乾かしましょう。毛を下にすると、残った塗料が垂れてきて、毛先を固めてしまいます。商品リンク追加
いざ、塗装!その前のチェックポイント
- ウッドデッキの汚れはないか
- 昨日、今日、明日に雨は降らないか
- ここ数日間ウッドデッキを使う予定はないか
- 塗料は十分あるか
まずウッドデッキの汚れを取ります。大きな汚れを取ったら表面の土埃をぬぐう程度に湿らせた雑巾で拭いた後からぶきしてください。塗装時の水分含有量は17%以下が良いとされています。これは工場出荷時の木材の水分量と同じです。今回は水性塗料を使うので、乾拭き後にわざわざ日光で乾かす手間は不要です。ですが、もし前日に雨が降ったりしていたら木材の奥まで水を含んでいる可能性があるので、日を改めた方が無難でしょう。
同時に翌日も雨が降らない事が望ましいです。塗料は数時間で表面は乾燥しますが、塗装の奥の方ではまだ翌日時点では乾ききっておらず、雨が降るとムラになってしまう可能性があります。同時に、触った感じで乾いていても、机を置いたり荷重がかかると被膜が安定しておらず、奇麗な塗装になりません。気温や天候によって異なりますが、3-5日程度は本格的な使用は控えたほうが良いでしょう。
塗料は2度塗りが原則で、2度塗りを前提として塗料の缶にもカバー面積が記載されています。塗料は2度塗りが原則で、2度塗りを前提として塗料の缶にもカバー面積が記載されています。ニッペのウッディガード0.7Lの場合カバー面積は5㎡です。IKEAのウッドパネルだと1セットで0.81㎡なので6セットまでは二度塗りができます。
浸透型の塗料は早く塗り伸ばさないとどんどんしみ込んで濃くなっていくので、色を薄くしたい人は素早く薄く塗り広げ、濃くしたい人は生乾きの状態で重ね塗りすると色に深みが出ます。逆になるべく色を濃くしたくない人はクリヤカラーを選ぶ事ができます。満足いく色になれば一旦その日の行程は終わりにして、乾燥してから二度塗りに挑みましょう。奇麗に塗るコツは一度塗り終わってから十分に日をあけて(理想は一週間以上)塗る事で美しいな被膜ができます。
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