猫でもわかる野菜の苗の選び方・植え方(ゴーヤを例に)

DIY

大人になってから一度も土や植物触っていない皆さんこんにちは。私も最後にプランターを触ったのは小学校で朝顔を育てた時以来です。今回は私のようにその辺の猫未満の知識しかない人間がプランターに苗を植えるために調べた事をシェアします。

なぜ今この記事を書いたか

カーテンの記事でも書いたのですが、どんな高性能な遮熱カーテンを屋内につるしても屋外の緑のカーテンには及びません。緑のカーテンとはつる植物をポールやネットに這わせて作った天然の日よけです。緑のカーテンは朝顔などもあるのですが、今回はゴーヤを選びました。朝晩の冷え込みをゆるんだゴールデンウィーク明けはゴーヤの植え付けにも最適な時期なので梅雨が始まる前に植え付けて自宅ライフを楽しみましょう。

苗を買う準備ができているか

まず植物を育てる時に種から育てる方法と苗から育てる方法がありますが、初心者は苗を買う方がいいです。その理由として、

1:世話に不慣れな状態では大規模栽培は難しくまずは数株くらいで始めた方が楽
2:数株であれば苗を買っても値段がかからない
3:種は小ロットで売ってないので種を買っても余らせてしまう
4:種から育てると間引くタイミングや保温など、面倒な手間がかかる上、全滅リスクも高い。

が挙げられます。そのため全滅しやすい時期を生き延びて苗になっているものを買ってきて植えた方が失敗は少ないです。

失敗なくてし成功なし。失敗を恐れる腰抜け坊やは帰ってマッマのミルクでも飲んでな

(農家として食ってくわけでないし、本業の隙間にやって失敗してたら時間の無駄でしかないので、早く帰ってマッマのミルクでも飲んでたい)

苗を買って来たら大抵はその日のうちに植える事が多いです。そのためには準備はいいですか?地面に植えるのは簡単に見えて土づくりからしなければいけないので、プランターと土を買うのがおすすめです。

 苗の買い方と選び方

他の買い物と異なり苗はどこで買うかも非常に大事になります。鉄則として、苗を買いに来る客が多い店が重要になります。具体的にはホームセンターです。なぜならば苗はポットに入っている事が多いですが、そのポットは長く育てるための場所ではなく、輸送のためだけのものです。つまり、いくら目利きが良い苗を仕入れても、お客さんの少ない店に並ぶうちにすっかり弱ってしまいます。ちなみにそういう店の場合、ポットの土がカラカラに乾いてたりするので、その場合は買った後一晩ほど皿に水を張って一晩ほど浸けておく置く必要があります。

次に店に並んだ苗から選ぶ時のポイントです。正直な話、仕入れる人もプロなので、ある程度クオリティは揃っているはずなのでそこまで深く考えずに選んでもいいですが、せっかく調べたのでシェアします。

・節間(茎の枝分かれから枝分かれまで)が詰まっている
・茎が太く、葉が厚い
・葉の裏に虫がいない

ちなみに緑色が濃いと健康そうに見えますが土中の窒素分が多いと色が濃くなるので別に元気さの指標ではありません。黄色(=肥料不足)でなければ十分です。

植え方

真っ当な店で苗を買うと、持ち帰るときに困るくらい水が滴る事があります。それくらい湿っていればOK。もし乾燥してるようでしたら皿に水を張って一晩ほど浸けておく置く必要があります。

次に植える部分のちょうど苗ポットが入るくらいか少し深めの穴を開けます。ポットから苗を取り出すとき、茎を掴むと茎を痛めてしまうので、ポットの底の穴から土を押し上げるようにすると、ちょうどラピュタのエンディングのように根っこに土が絡んで取り出せます。もしここでスカスカすぎて取り出せない場合、まだ苗が十分に育っていないのでもうしばらくポットの中で根が育つのを待ちます。

ベストな状態としては根っこがほどよく土を包んで、ポットの土の8割以上を掴んでいる状態です。この状態なら根をほぐさずなるべくさわらないようにして土ごとさっき掘った穴の中に入れます。根っこポットの形にぎちぎちに詰まっていてポットの形がわかるくらいになっていたら少し育ちすぎです。ポットの形を失う程度まで軽くほぐしてから土に埋める事で根がまた伸びやすくなります。

穴に苗をセットした後は、苗についてた土がうっすら被るくらいに土をかけます。茎の部分まで土に埋めてしまうとそこから土壌の細菌が植物の中に侵入し、枯らしてしまうのであまり土をかぶせすぎないよう注意してください。

植えた後

植えた後はプランターの底から水が流れ出るくらい水を入れてください。こうする事で土の中にある酸素の少ない空気が押し出され、新しい新鮮な空気が入る余地が生まれます。また土が十分に水分を持つ事で根が伸びやすくなります。一度水をやったあとは、数日間は水やりは不要です。この時間は葉が育つより根が伸びるための大事な時期です。植え替えで根に傷がついていたりもしますので液体肥料は与えないでおきましょう。あとは時間とともに根付いて、育つのを気長に待ちましょう。

次回は一緒に植えると良い野菜ダメな野菜です。

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